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大阪 - 丸亀・観音寺線(おおさか - まるがめ・かんおんじせん)は、大阪市・神戸市と香川県坂出市・善通寺市と丸亀市あるいは観音寺市を結ぶ昼行高速バスである。 全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。 ここでは、かつて運行していた神戸発着便の神戸 - 丸亀線についても述べる。 便名コードは、大阪発着のJRバス便(観音寺エクスプレス)が540xx、四国高速バス便(さぬきエクスプレス大阪)が5406x。なお、運行を休止した神戸発着便は555xx(神戸経由の大阪発着便で高速舞子・三宮バスターミナルを利用する場合は550xxとなった)であった。 == 概要 == ジェイアール四国バスが運行する観音寺駅発着の系統では観音寺エクスプレス(かんおんじえくすぷれす)の愛称を持ち、同社と西日本ジェイアールバスが運行する高松発着便(高松エクスプレス大阪号・神戸号)と愛称が区別されている。 四国高速バスが運行する丸亀駅発着の系統ではさぬきエクスプレス大阪(さぬきエクスプレスおおさか)・さぬきエクスプレス神戸(さぬきエクスプレスこうべ)の愛称をもつ。なお、かつて運行していた阪急バスではさぬきエクスプレス号(さぬきエクスプレスごう)を、神姫バスではハーバーライナー(はーばーらいなー)とそれぞれ愛称が分かれており、こちらは高松発着便と共通の愛称であった。 各系統とも区間で共同運行を行っており、乗車券は共通利用できる。 西讃地区と京阪神を結ぶバスは、大阪 - 高松線および神戸 - 高松線を延長する形で、2001年から2002年にかけて丸亀駅までの運行を始めた。しかし、高松中央ICから高松市内を経由してから西讃へ向かうため、時間のロスが大きかった。そこで高松市内を通過して、阪神地区と西讃地区を直結する路線として開設された。開設にあたり、ジェイアール四国バスは坂出インターチェンジ付近に、四国高速バスは善通寺インターチェンジ付近に、それぞれパークアンドバスライドが可能な駐車場を持つバスターミナルを開設した。さらに、貸切バス専業の営業所として機能していたJR四国バス観音寺営業所は、本便の運行開始後、高速バスの車庫としても活用されることとなった。一方で、西讃地区のパークアンドバスライド拠点兼車庫・営業所として機能していた四国高速バス所有の丸亀バスターミナルは、バスターミナルとしての運用を終了した。 2009年10月1日、ダイヤ改正が行われ、高松市内を経由する便は廃止され、すべてが直行便となった。その一方で、「観音寺エクスプレス大阪号」の一部を三宮バスターミナル経由とした。四国新聞は、「いわゆる1000円高速(道路)などによる業績不振」による「減便」と報じた〔高松経由廃止へ/観音寺・丸亀発着の高速バス 四国新聞(2009年9月29日)〕。 2010年7月1日、再びダイヤ改正が行われ、「観音寺エクスプレス大阪号」と「観音寺エクスプレス神戸号」が統合され、全ての便が大阪発着・三宮バスターミナル経由の「観音寺エクスプレス」となった。乗車機会は1日5往復に増えたが、実質は2往復分(ジェイアール四国バス担当と西日本ジェイアールバス担当の各1往復)が減便となっている。観音寺駅周辺の運行ルートが変更され、停留所にゆめタウン三豊が加わった。一方、丸亀駅発着の「さぬきエクスプレス大阪」と「さぬきエクスプレス神戸」/「ハーバーライナー」は再び坂出駅を経由するようになり、「ハーバーライナー」(神姫バス担当)と「さぬきエクスプレス大阪」(四国高速バス担当)がそれぞれ1往復増便となった。「さぬきエクスプレス大阪」(丸亀発着便)はUSJもしくは三宮バスターミナルに停車する便を除き、山陽自動車道・瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)を経由するルートに変更された。 2011年6月1日、「観音寺エクスプレス」において、JR大阪駅のリニューアル工事完了にともない、発着場所が桜橋口から大阪駅JR高速バスターミナル(北口)に変更される。また西日本ジェイアールバスが「観音寺エクスプレス」の運行から撤退し(発券・運行支援業務は継続)、ジェイアール四国バスの単独運行となった。 2012年4月1日、大阪・神戸 - 丸亀線において阪急バスと神姫バスが運行から撤退(発券・運行支援業務は継続。ただし阪急バス・神姫バスの窓口で予約・発券する場合は制限がある《後述》)。四国高速バスの単独運行となり、名称も「さぬきエクスプレス大阪」に統一される。こちらも全ての便が大阪発着・三宮バスターミナル経由になり、神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋)を経由するルートに変更されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪 - 丸亀・観音寺線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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